芥川龍之介の言葉から

理事長 湯本とおる

・理想的兵卒はいやしくも上官の命令には絶対に服従しなければならぬ。絶対に服従することは絶対に批判を加えぬことである。すなわち理想的兵卒はまず理性を、失わなければならない。

・理想的兵卒はいやしくも上官の命令には絶対に服従しなければならない。絶対に服従することは絶対に責任を負わぬことである。すなわち理想的兵卒はまず無責任を好まなければならぬ。

・我々に武器を執らしめるものはいつも敵に対する恐怖である。しかもしばしば実在しない架空の敵に対する恐怖である。

・人生は地獄より地獄的である。

 芥川の言葉は戦争の一面の真実を表現している。たとえ命のやり取りをする戦場でも「理性を失うこと」も「無責任になること」も非常に困難で、戦争から帰ってくると戦争後遺症で歩けなくなったり精神に異常をきたしたり自殺したりする。

“芥川龍之介の言葉から” への1件の返信

  1. 命令には絶対に服従=奴隷
    自分の意思や責任感を持ってはならない
    それは軍隊も会社員も同じかもしれません。

    大日本国帝国の戦争に対して、「負ける戦争を仕掛けたから悪い」「勝てる戦争なら良い」との声があります。簡単に勝てると思って侵略しててこずっているロシアやアメリカの例もあります(現在進行形)。

    責任を持つには大変な作業と覚悟が必要ですね。

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