特定非営利活動法人日野福祉の学校2023年度定期総会

2023年5月26日(金曜日) 19時より ゆうりかホール にて行われ、すべて承認されました。

第1議案 2022年度 事業報告      2
第2議案 2022年度 決算ならびに監査報告.. 5
第3議案 2023年度 事業計画(案).. 10
第4議案 2023年度 収支予算書(案).. 11
第5議案 役員改選(案).. 12

2023年度定期総会資料(PDF)

不寛容社会と地域コミュニティに思う

理事 槇島 和治

ラジオを聞こう

 私はラジオがとても好きです。ICレコーダーで録音し、NHKのラジオ深夜便など聞いています。朝のウォーキングや仕事に向かう車内で聴取しています。

最近は聞き逃しサービスやラジコ(?)といった無料サービスでスマホから聞いている人もいるなど多様な聞き方のアプローチがあるようです。

 最近めきめきと人気がある講談師の神田白山「TBS問わず語り・ラジオの友は真の友」、小説家高橋源一郎のNHK「飛ぶ教室」などもよく聞きます。健康、医療、介護、料理などなどの情報などバラエティがあります。

新聞記者をやめてフリーライターとなり原稿書きつつ地域の人たちと顔見知りになり仲良くなって盆踊りの講にも参加する。地域と溶け込むことのスキルもそんなラジオの体験談をきくと、なるほどと思うこともあります。

テレビも見ない人が増えていると聞きます。ラジオは何か作業をしていても聞くことができます。目を酷使する現代、聞くだけたのしく情報を得ることができます。

ラジオを聞いてない方、あらためてこの機会に聞いてみてください。

大人も絵本を開こう

私には4人娘がおり全員結婚をして、さいわい孫にも恵まれました。娘たちは日野市内、長野市、大和市そして沖縄の那覇市に住んでいます。

その孫たちが、時折訪ねてくると絵本を読む機会があります。シンプルな絵本や仕掛け絵本など孫たちは絵本の世界がとても好きです。

かつて4人の娘を育てるとき、寝るときなど読み聞かせをしていました。

仕事で疲れて絵本を読むときには自分も眠くなって、娘たちから「寝てるよ」とか、「そこはこの間と話が違う」などと言われつつ親と子どもの至福の時を過ごしていたなと思い出します。

孫に絵本を読んでいると不思議だなと思います。まだ言語も獲得してないものの気にいった絵本は何度も読むことをリクエストされます。

五味太郎の「しかけ絵本」などは孫たちに人気があります。

最近はヨシタケシンスケも上の子たちは読みます。やたら理屈っぽいなと感じますが、楽しいようです。

テレビの「お母さんといっしょ」も好きですが、紙の世界で繰り広げられる絵本の時間、空間、想像、夢やあこがれなど子どもたちの心に何が芽生えているのか。私たちも、小さき人たちの心をときめかす絵本を開いてみませんか。

近所の図書館にでかけて児童図書のコーナーに立ち寄って絵本を手に取って見てみませんか。

不寛容な社会、ひとりでも生きていける?

1年間地域の自治会役員をつとめた。自治会も脱退する人があとを絶たず、住んでいる通りが14軒あるうち、自治会加入はわが家とお隣の2軒だけ。 高齢者で回覧板を回すのが大変だから辞める、新築で転居してきた若いご夫婦に加入を勧めても入りませんと断られる。いま住んでいる地元の実情。

役員を引き受けることで、近くに住んでいるのにこれまで交流がない人と話すことができて上野千鶴子さんの講演会などもお誘いできたことはうれしかった。

 公園で話す母どうしの会話とまわりでにぎやかに遊びまわる子どもたちの賑わいにも、いいなと思っている今日この頃です。

 この数年コロナで気楽に交流できない時期を過ごしてきたので、より社会の孤立感を感じている人々もいるなと感じている。

 玄関を開けたら顔を見て気楽に挨拶し、今日はいい天気ですね。お仕事ですか、どちらにおでかけですかといった声かけもなかなか聞こえてきません。これは娘の経験したことですが、引っ越し先の集合住宅でお隣上下にご挨拶にいったらむしろびっくりされたとのこと。

肌感覚で感じるこの不寛容でびくびくした社会をどうするか。もっと楽しくここに住んでいて楽しい、お隣と親しくできて安心だという社会をめざすことは無理なのか。1年間考えて自治会役員をしてきた。知人は増えて自治会の役割も見えてきた。しかし自治会離れをふせぐ手立てはみいだせなかった。

 日野市内で高齢社会の先陣をきっている地域であるが、地元企業も経営困難でその土地を一部手放し、他企業に売りにだすという。

どういう街になるのか、そしてどんな企業がそこに来るのか注視していく。そんな今日この頃です。

たまりば 4月14日(金)19:00~

8名参加

各人の「良い話」からはじまり、雑多な話題が出た。
猫とアヒルの動画を見て
高遠の桜を見てきた
散歩していてトカゲを見る。いつもと違うと思ったらヤモリだった
吠える犬が嫌い。大人になって吠えられなくなったのに、犬と目を合わせたら吠えられた
猫が苦手だったのに、こんなに賢い、うちの猫は好き。
リコーダーを習い始めた
今、与えられた役割を考える
老人のデイケアの在り方を変える
旅行は辞めた。家を直して自宅で死にたい
一個人として
百年に一度の地震にどう対応するか。
AIの話
中学の友達が、霊能者になっていたので、目を覚まさせに行こうかと思っている
空飛ぶスパゲティモンスター教
ひのふくは、一人ひとりの言うことを認め合うグループだという点でみな合意した。

みんなで語ろう 私たちの教育 2023年7月16日

  • テーマ 「先生」
  • 7月16日(日)14:00~16:00
  • ゆうりかホール
  • 参加者 湯本 椿坂 中能 渡邉 米沢 藤永

映画 「屋根の上に吹く風は」
授業・テストなし、理想の学びを求めたドキュメンタリー映画
7月20日(木)まで、いずれも13時開演
吉祥寺駅北口前パルコ内 アップリンク吉祥寺にて
参考 予告編 https://www.yane-ue.com/trailer/

※ 以下、発言を整理せずにメモを掲載します。
 まだまだ、多くの話がありました。

不登校は自主休校だ
保育園の先生が怖かった
先生が楽しくなさそうだ
児童中心ではなく教師中心になっている

教育委員会から学校へ行く機会、入学式や
何十年も変わっていないことに驚いた
授業や儀式が変わっていない。
雑務がみんな教頭に行く

先生はえらい存在だった。社会的に
先生は正しい答えを持っている人、と思っていた
知識的にも(人格的にも?)

大人になると、いやおうなしに時間に管理される
子供が自分のリズムで、自分の時を管理する。
偶然?必然? 時を管理する力を身に染みて。
小学校時の教師との出会い。

学校は楽しくない。勉強も試験もある。
子供のころ、親せきや知らない人に会うと、大人は学校楽しい? と聞く
自分にとって先生とは? 気に入る気に入らないがある。
先生がつまらなそうにしていると、
 なんでだろう? 実際はわからないが、子供から見て、
この先生は、たぶん、別のクラスでも同じことをしているのだろう。
そこに座っている子供が違っても、同じことをしているのではないか。
 自分に興味がないんだろうと思ったのだと今になって思う。

好きな先生がいる。音楽、今沖縄
学校の中では浮いていて嫌われていた。
音楽の授業では、これだけ覚えろと。八重山
10年前のホームページしかないので、どうなったかな? 会いたいな
もう一人、音楽の先生

伝達式で、憲法と教育基本法を守り子供の幸福のために尽くします・・・ と宣誓する
福祉と教育は別物と考えられていた 「福祉の一部に教育がある」 教育について、誰よりも不信感を持っている。 国家を成り立たせる3要素のひとつ
一人の頭の中が縦割りになっている

わたしは一人っ子。仲の良い両親に守られて過ごしてきた  親に守られている間は自分の人生ではなかった  受験も何もかもレールに乗っていた 損保会社に入り寿退社してから変わった。  子供ら4人、個性が強い  みな、自分の敷いたレールに乗らない 子供らの小学校、担任の先生から、4人ともすごいエネルギー
教育に関しては、問題。すぐ人を殺す、すぐ盗っちゃう
親子、家族の関係で温かいものがあれば 子育ても 介護も 社会として・・・

「お前は馬鹿か」と教師に言われたという。
教師は生徒の理解度合いを確認しながら教えるのではないか?

みんなで語ろう 私たちの教育 2023年4月2日

  • テーマ 「先生」
  • 4月2日(日)14:00
  • ゆうりかホール
  • 参加費300円

渡邊、中能、椿坂、米沢、槇島、湯本の6名出席

次のような意見が出ました

  • 小学校の子供を持つ母親の体験ですが、子供がけがをしたのに親身でなく、責任回避の態度だった。
  • 直観力で生きよ、といった先生がいて今も印象に残っている
  • 自分の子供が不登校になり、教頭から卒業させない、と脅された
    家庭的にも大きな影響を受けたが、不登校ではなく自主休校ということで乗り切った
  • いろいろあったが、いまになって先生に言われたことの意味をかみしめ、やはり先生だったんだと思っている
  • 自分で教師をやってきたが、学校先生とは何だろうと問い返している
    印象に残っている先生3人だけいる
  • 部活が忙しくて授業の準備ができないとの報道があるが、本末転倒ではないか
  • 森の中では子供が自身で遊びを見出していき、飽きることがない
  • 昭和45年、教師中心から児童中心に方向が変わったが、今は教師中心に逆戻りの傾向を感じる
  • 引きこもりは146万人と報道されているが、生き物の探索行動として本性的なものだ
  • 既製品の凧にすぐ飽きて、ビニール袋の凧に夢中になるのは、その子がすぐれているからだ
  • 仲間同士で教え合って、勉強たのしかった。先生の役割はなにか、果たして先生は必要なのか

次回のテーマも「先生」
2023年度は、7月16日、10月22日、1月14日 いずれも日曜14時開始予定。

自分らしい生き方を探る 2023年3月23日

  • 時間:19:00~
  • 出席:湯本 湯口 椿坂 大矢 米沢 藤永 大塚(文責)
  • 自分らしい、自分を探す、自分をみつけると言うのは、自分では難しい。
  • 大きく、広い意味で“女らしさ、男らしさ” “~らしさ”と言うのは、社会や文化、時代が作り出している。
  • 男まさり、女の腐ったような男、腐っても鯛は鯛とか言われる。
  • 若い時は自分らしさを探す。歳をとって行くと現実が解ってくる。
  • 自分がやりたいこと(生きたい)と自分らしいは違う。
  • 男と女の生き方は違うと思う。
  • 女は同じ事を生活の中で、何度でも繰り返せるが、男は理屈っぽく、同じ事の繰り返しは困難。動く、移動するように出来ている。
  • 宮本亜門さんが「あなたらしくないと言うのは、良くない。~らしさ、は型にはめる言葉だ」と言ってた。
  • 閉じ籠っていた自分が、動きだすきっかけになったのは、地球の環境問題や、人権などを考え出した時。絶滅した生物を思う時、自分が今、こ こに生きている事で、自分を肯定出来るようになった。
  • いろいろな事情で閉じ籠っている人がいるが、
    その人に声をかけるとしたら何と伝えます? ⇒ 自分に楽をさせる

来年度のこの会の名称は変わるかもしれませんが、次回は「自分に楽をさせる」のテ―マで話したい、で今年度は閉めました。

たまりば 3月10日(金)19:00~

9名が参加し、飲食をしながら歓談しました。

雪見酒、裏高尾の梅林やハイキングの話。
保育園の虐待問題。地域の信用金庫のいい話。
クラシックが好きになった話、歌う話。
ひの市民活動支援センターの話。
いろいろなやり取りがありました。