日野福祉の学校 設立趣旨書
人生80年、私たちがかつて経験したことのないすばらしい時代がやって きました。しかし、このすばらしい時代を真に自分達のものにするために はたくさんの課題があります。 |
21世紀を目前にして私たちは、時代の急激な変化に遭遇しつつあり、特 に介護保険の実施をはじめ、社会保障の分野で根本的なシステムの転換を目 の当たりにしています。 |
高齢者の健康維持と地域での介護システムの充実が求められています。また、 ノーマライゼーションの思想が普及し、高齢者だけでなく様々なハンディキャ ップを持ちながら自立を目指す人々が増加しており、社会的に支える地域ケア と保険・医療・福祉の連携がますます重要になっています。 |
私たちは、長寿の時代をリードする社会システムの変化が、市民の人権を 保障し、誰もが安心して生きられる社会の現実、言い換えれば憲法第25条 の実現の方向に向かって欲しいと願っています。 |
私たちは、市民相互の学び合いと共同のネットワークに裏打ちされた自治の 力、市民の福祉力が新しい社会の素地をなすものと考えます。 |
私たちは、保険・医療・福祉の諸制度を現実から互いに学び、人材の養成に 寄与し、多くの市民活動の接点となり、各種情報の収集・提供や、悩みごとや 発案の相談相手にもなれる、「特定非営利活動法人日野福祉の学校」をスター トさせます。 |
今や、人生100年時代。設立からの時の流れを感じます。
《役員》 理事長 湯本 宣 、 副理事長 藤永 清和 |
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理事 石塚貴之、大塚喜久子、梅崎滿洲夫、川松 ゆり、 熊谷亜由美、髙橋 美枝、中能 孝則、槇島 和治、渡邉 雅子 監事 中澤洋 |
《顧問》 飯塚 幸子 実践女子大学元学長 |