詩形式の基本である短歌を私も味わってみた

理事 槇島和治

ことしのNHK大河ドラマは源氏物語の作者、紫式部が主人公の雅な平安時代を描いてます。ゆったりしたドラマの展開は荒々しい武将ドラマより私には心地良いものを感じます

詩形式の基本である短歌を私も味わってみようと思いました。

1 今 語るべき決意があり明日があり崩れてはならぬ人間の心

2 世界・理性あなたの痛みが私の痛みである時 無力なれども祈る

3 帰りたい帰りたいの願望の極まるころか 飴を掌に乗す

4 夫の死後何せん思いの明け暮れに 介護相談員を転職に決む

5 たそがれに遊ぶ孫たちブランコに 興じる笑顔 明日をみてる

1,2は中学時代の歌人の友が30代に詠んだ歌集から、3,4は町田市在住歌人の歌集からです。この方は市から委嘱をされ介護施設で介護相談員としてボランティアをされてます。5は私です。前述、町田の歌人から初めてにしてはいいんじゃない、でもひねりや推敲をしていきましょうとのご指導をいただく。

日常のあわただしさに心もざわつくこともおおく、短歌なんてと思っていたのですが、こんなに短い詩で気持ちが少しやわらぎます。

俳句や短歌はこれまで人ごとのように考えてましたが、こんなに身近にあり豊かな思いを込められるなんてと、大河ドラマ推しの今日この頃です。

“詩形式の基本である短歌を私も味わってみた” への2件の返信

  1. 短歌も詠めるとよいですね。川柳もどきならいくらでも出てきそうですが、つづく、七七文字が難しいです。

  2. 槇島さんが短歌の世界に!
    すばらしいいいーーーーい!
    私も実は、近所を散歩したついでにいい景色や、通行している親子を見たときなど、俳句や短歌にして保管しています。
    ことばを選ぶときには、その様子をじっと見つめるので記憶に残ります。
                                湯本

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