たまりば 5月12日(金)19:00~

10名参加

まずは腹ごしらえ、人心地ついて、「皆さんの良い話をしよう」と理事長から話があり、各自の近況から話が広がった。
国立市の矢川の都営住宅の中に児童中心の施設ができ、高さ1mの小山に人工芝が貼ってある。子どもたちが歓声を上げていた(矢川プラス)。
連休中2泊3日で中学時代の友に会いに岩手に行った。
幼稚園の話。母親に「『早く早く』と『危ない』は言わないで」とお願いし、子どもは「少々危ないことが楽しいんだ」と理解してもらった。リスクマネジメントの重要性。
かつて、老人ホームでは旅行に行った。いま、コロナ明けでも動きがない。高齢者や障碍者の旅行を楽しむ職員と、仕事とリスクが増えて嫌だと思う職員がいる。
自分が楽しいから、一緒にその人の希望をかなえたい。

雑誌「世界」に、内橋勝人(2021年没)の話が載っていて感動した。
腹式呼吸が分かった。週3回カラオケに行く。
コーラスを聞きに行った。
合唱団でコンサートをやった。客が来た。日本で第9を最初に歌ったのは第一次世界大戦のドイツ人捕虜が最初。
老健に入所している義母と面会した。
公園の草取りをする老人に声を掛けると、「草取りは少しもらえる。それでタバコが吸える。小さいとき苦労したから草取りは苦労と思わない」、そして「生きていてよかった。生きていれば何とかなる」と話した。若者の自殺を思うとき、「生きていてよかったと思える国に!」


特定非営利活動法人日野福祉の学校2023年度定期総会

2023年5月26日(金曜日) 19時より ゆうりかホール にて行われ、すべて承認されました。

第1議案 2022年度 事業報告      2
第2議案 2022年度 決算ならびに監査報告.. 5
第3議案 2023年度 事業計画(案).. 10
第4議案 2023年度 収支予算書(案).. 11
第5議案 役員改選(案).. 12

2023年度定期総会資料(PDF)

不寛容社会と地域コミュニティに思う

理事 槇島 和治

ラジオを聞こう

 私はラジオがとても好きです。ICレコーダーで録音し、NHKのラジオ深夜便など聞いています。朝のウォーキングや仕事に向かう車内で聴取しています。

最近は聞き逃しサービスやラジコ(?)といった無料サービスでスマホから聞いている人もいるなど多様な聞き方のアプローチがあるようです。

 最近めきめきと人気がある講談師の神田白山「TBS問わず語り・ラジオの友は真の友」、小説家高橋源一郎のNHK「飛ぶ教室」などもよく聞きます。健康、医療、介護、料理などなどの情報などバラエティがあります。

新聞記者をやめてフリーライターとなり原稿書きつつ地域の人たちと顔見知りになり仲良くなって盆踊りの講にも参加する。地域と溶け込むことのスキルもそんなラジオの体験談をきくと、なるほどと思うこともあります。

テレビも見ない人が増えていると聞きます。ラジオは何か作業をしていても聞くことができます。目を酷使する現代、聞くだけたのしく情報を得ることができます。

ラジオを聞いてない方、あらためてこの機会に聞いてみてください。

大人も絵本を開こう

私には4人娘がおり全員結婚をして、さいわい孫にも恵まれました。娘たちは日野市内、長野市、大和市そして沖縄の那覇市に住んでいます。

その孫たちが、時折訪ねてくると絵本を読む機会があります。シンプルな絵本や仕掛け絵本など孫たちは絵本の世界がとても好きです。

かつて4人の娘を育てるとき、寝るときなど読み聞かせをしていました。

仕事で疲れて絵本を読むときには自分も眠くなって、娘たちから「寝てるよ」とか、「そこはこの間と話が違う」などと言われつつ親と子どもの至福の時を過ごしていたなと思い出します。

孫に絵本を読んでいると不思議だなと思います。まだ言語も獲得してないものの気にいった絵本は何度も読むことをリクエストされます。

五味太郎の「しかけ絵本」などは孫たちに人気があります。

最近はヨシタケシンスケも上の子たちは読みます。やたら理屈っぽいなと感じますが、楽しいようです。

テレビの「お母さんといっしょ」も好きですが、紙の世界で繰り広げられる絵本の時間、空間、想像、夢やあこがれなど子どもたちの心に何が芽生えているのか。私たちも、小さき人たちの心をときめかす絵本を開いてみませんか。

近所の図書館にでかけて児童図書のコーナーに立ち寄って絵本を手に取って見てみませんか。

不寛容な社会、ひとりでも生きていける?

1年間地域の自治会役員をつとめた。自治会も脱退する人があとを絶たず、住んでいる通りが14軒あるうち、自治会加入はわが家とお隣の2軒だけ。 高齢者で回覧板を回すのが大変だから辞める、新築で転居してきた若いご夫婦に加入を勧めても入りませんと断られる。いま住んでいる地元の実情。

役員を引き受けることで、近くに住んでいるのにこれまで交流がない人と話すことができて上野千鶴子さんの講演会などもお誘いできたことはうれしかった。

 公園で話す母どうしの会話とまわりでにぎやかに遊びまわる子どもたちの賑わいにも、いいなと思っている今日この頃です。

 この数年コロナで気楽に交流できない時期を過ごしてきたので、より社会の孤立感を感じている人々もいるなと感じている。

 玄関を開けたら顔を見て気楽に挨拶し、今日はいい天気ですね。お仕事ですか、どちらにおでかけですかといった声かけもなかなか聞こえてきません。これは娘の経験したことですが、引っ越し先の集合住宅でお隣上下にご挨拶にいったらむしろびっくりされたとのこと。

肌感覚で感じるこの不寛容でびくびくした社会をどうするか。もっと楽しくここに住んでいて楽しい、お隣と親しくできて安心だという社会をめざすことは無理なのか。1年間考えて自治会役員をしてきた。知人は増えて自治会の役割も見えてきた。しかし自治会離れをふせぐ手立てはみいだせなかった。

 日野市内で高齢社会の先陣をきっている地域であるが、地元企業も経営困難でその土地を一部手放し、他企業に売りにだすという。

どういう街になるのか、そしてどんな企業がそこに来るのか注視していく。そんな今日この頃です。