- テーマ 「受験」
- 10月22日(日)14:00 ~
- ゆうりかホール
- 参加者 9名
参加者の発言要旨
・高校は進学校に入ったら勉強が難しくていっぺんに下位になってしまった。
あまり勉強しなかったので、楽に入れる大学に行った。
学生時代も遊んでばかりいたので、親には顔向けできない。
学力つかなかったので「大学出」というのははばかられる。
・入試というものは悪くないと思う。内申悪かったので高校受験は失敗した。
大学は都落ちした。
・工業高校に入った。61歳で鍼灸師、ケアマネ試験も受けて資格を取った。
目的が明確であれば試験大事だと思う。
長女は音大へ、次女は美大、3女は動物の看護、4女は文化服装学院へ。
学歴による給料の差大きかった。
・学齢前の時代が光っている。
中学・高校は葛藤の時代だった。
大学に行ったが、親元を離れて馴染めなかった。
教員になったが、子供との生活楽しかった。
その後悪い教育環境になっていった。
障害児教育は緩くなったが、子供中心でない。
・小6で中学受験。中学は管理教育だった。
自分の面白いと思うこと勉強したい。
本のほうが中身が濃い。
働く準備のための大学は嫌だ。
・受験はあるものという意識だった。
頑張って入った高校だがやる気を失った。
子供には自分のやりたいことをやるようアドバイスした。
・自然と触れ合うことは好きだが、人とかかわせられるのは嫌だ。
・九州の島の生まれなので、受験とは縁がなかった。
就職して、大学と高校組は学歴の差が大きかった。
コンプレックス大きかった。
人の生き方は自由。差別はない。
子供達には不便さを楽しむ力を身に着けてほしい。
次女は中学で不登校に。自主休校にした。
文責 湯本
私が興味深く聞いた話4つ。
時代や地域によって異なるが、中学校から高校に進学する割合は半分程度だった。また、その中で大学に進学する人は1人か2人程度だった。会社は学歴による処遇の違いが大きく、市役所では学歴による昇進の差はなかった。
中学受験する子供になぜ受験するか聞くと、「将来のため?」と本人も少し疑問を持っている風だった。なぜ受験をテーマにするのか? 親が子供に勉強を押し付け、受験させる、教育虐待を考えた。
受験はあって当たり前という感覚もある。今回の参加者はみな、子供に受験を強いておらず、「自分のしたいことを考えて大学を選べ」という考えのようだ。「長所、好きなことを伸ばし 、短所は補い合うのが理想」と思うと競争はなじまないと考えている。受験によって道をふさがれることはないか?
この20~30年、日本の経済は右肩下がりで世界でもびりのほうになっている。人口が減って大学が増えている。大学に行くのは時間の無駄かもしれないのに。
※ 私立大学の約4割が定員割れ(2020年 https://toyokeizai.net/articles/-/304776)