これからも、ATMで生きていこう!!

梅﨑満洲夫

私は、昨年9月にラクナ梗塞を発症し多少足と言葉に不都合をきたしておりますが、目下リハビリに通っています。周りの皆さんから安否をあんずる声をかけていただき元気に暮らしております。大変ありがたいことです。そして、体を動かす(散歩等運動)ことなど主治医の強力な勧めもあり近くの公園で毎朝行われている体操会に入会し、地域デビユー(公園デビユー)をして2か月になりました日曜日と雨の日を除き毎朝6時10分から6時50分ぐらいまで約40名ほどの元気な皆さんと体を動かしています早起きは何とかといいますしきっといいご利益があると信じて精を出しております。最後に、ある大学の先生がこれからの人生は、ATMで行きましょうと言われておりました。
   A 明るく T 楽しく Ⅿ 前向きに

私はこんなに人見知りだったのか…?

熊谷亜由美

福祉の学校の理事になって、早1年、顔見知りの方はいますが、なんとなく、ここにいていいのか…という気持ちを抱えていました。そして、梅崎さんのあとをついで、市民活動ネットワークの会議などにも出るようになり、長年日野の街で活動してきたのに、知ってる人がいない…。私はこんなに人見知りだったのか…と思ってます。井の中の蛙でいいとは思っていないし、たくさんの人とつながっていく意味も理解しているつもりなのですが…。
20代から、梅崎さんたちに教えを受けて、社会教育の中で、人とのつながりを大切にしてきたはずなのに、こんなに人見知りになっていることに自分でも違和感感じてます。
2年目の今年、福祉の学校の中での自分の居場所を確かにし、それを足掛かりにして、外の世界に出ても物怖じしないようにしていきたいと思います。

一生懸命しかできない

渡邉雅子

人ってなんのために生まれてきたの? 私には何ができるの?
考えても正解は分からない。 では、どうするの?
目の前の事を一生懸命に行う、としか今の私には言えません。

日野ふくには尊敬する先輩がたくさんいらっしゃいます。
世の中に問題意識を持ってどのように考え、どう行動しているかを何気ない皆さんの会話から聞かせてくださり、長期的な視点を教えていただいています。

地域の福祉力を高めよう の志は多くの人が望んでいる事でしょう。
皆様 一人一人の一生懸命を繋げて 志を共にしましょう。

最近、私が「おかしいな?」って思うこと

川松ゆり

1 .介護保険制度が2000年に施行され、「自立支援」と言われてきたのに、1 割負担から3割負担になり、最近では生命保険会社が家族に「長生きをしてほしい」と言わせ、本人は「老後が心配だ! !」と不安な発言をさせて、ジャー ン♪♪ 介護保険のコマーシャルが流れる。高齢者の集まりでは「お葬式費用くらい自分で出したい」と言い、「高齢でも保険に人れるわよ」と優しくつぶやく人がいる。
以前、私の98歳の知人が「保険に入って、自分の身を守れということはそれだけ国が脆弱だという ことですよ」と言われたのを思い出す。
この国は私たち国民を愛しているのかしら?

2.昨日、麻生副総理が言っていたけれど「連合と手組んでいきたい」って! ! 「自民党と手を組むことで給料が上がる」って。「今まで待遇を改善してきたのは自民党でしよ。」だって!! 本当なの? ? 組合運動は何のためにあるの? そういえば、ストライキやデモ集会も聞かないなあ・・。教職員も残業で大変なのに、なんの主張も運動として形になったニュースを聞かない。他の事業もそうだよね。この「連合」の話は以前、銀行が崩壊した時と同じ衝撃だったよ。
この国の構造は、今、どうなっているんだろう?

平和について

中能孝則

50年以上も前のことになるが、平和について父が語ってくれたことを思い出すときがある。父いわく、平和とは「全ての人々が平たく、禾(のぎ)を口にできることである」と教えてくれた。また、禾とは稲、麦、稗、粟などの穀物の総称であるとも教えてくれた。

そのようなことを思うとき、ある日の母の姿も思い出すことがある。

母は、午前中の農作業のあとに昼ご飯をいただいたきその後昼寝をするのであるが、その時に「あー、極楽、極楽」とつぶやきながら風通しの良い畳の上に横になり、ひと眠りしていた。そして目が覚めると夕方までの段取りを確認するようにつぶやき、再び野良仕事に出かけていく。

昼飯と言っても、麦のご飯に味噌汁、たくわんやラッキョウ、イワシの煮干、大根の煮つけ程度の実に質素な昼ご飯であった。

私が祖母から聞いた極楽とは、「桃の花が咲き誇っていて、この世では味わうことの出来ない超楽しいところで、毎日美味しいごちそうを食べることができるところだ」と教わった記憶があり、母がつぶやく極楽とは雲泥の差があった。

しかし、いま改めて思うと、「ご飯が食べられて昼寝ができること」が極楽だということが理解できるような気がする。

そのようなことを念頭に置きながら私たちの国日本を見てみると、この国は今本当に平和だろうかと思うことがある。うがった見方かもしれないが、戦争がないだけまだましだと思えばそうかもしれないが、本当にそうだろかと思うのである。

ウクライナに平和が訪れ、「全ての人々が平たく、禾を口にできる」日が一日も早く来ることを心から願いたい。

ゲゲゲの鬼太郎と妖怪人間ベムの話

副理事 藤永清和

妖怪人間ベムは、「早く人間になりたい」と叫ぶ。いっぽう、
ゲゲゲの鬼太郎は
ゲ、ゲ、ゲゲゲノゲー朝は寝床でグーグーグーたのしいな
たのしいなおばけにゃ学校も試験もなんにもない
と、お化けであることを全面的に肯定している。
わたしたちは「日野福祉の学校」であり、皆学ぶことが好きだ。
しかし、自分ではない何かになろうとする必要があるのか。

憂歌団のゲゲゲの鬼太郎

髭なしゴゲジャバル

理事長 湯本とおる

ゴゲジャバルとは見た目もさえない野良猫の名前です。

昭和49年NHKみんなのうたでこんな歌が流れました。

陽気な伴奏に乗って・・・(^^♪

宿なし猫のゴゲジャバルが昼寝をしているうちに、わんぱく小僧がやってきてヒゲを切り落としてしまいました。それを哀れに思ったばあさまは数珠を手にして早くヒゲが生えるよう祈りました。大地主の良左衛門さんは膏薬をたくさん買ってきて、ゴゲジャバルの顔一面に張り付けて祈りました。それを見てネズミどもは大笑い。村中の若者たちは数珠を手に月夜の丘に登って、みんなでヒゲの神様や閻魔大王や、寿老人にお願いしました。タヌキも腹鼓をたたいて祈りました。

「お出まし お出まし髭よー。生えまし 生えまし髭よー。」

「ホーイホー!ホーイホー!」

同じ生き物を思いやるやさしさと気持ちのゆとりと・・・。